診療内容

RSウィルスワクチン

RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)とは

RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。
症状としては、発熱、鼻汁などの軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。RSウイルスの初回感染時には、より重症化しやすいといわれています。特に生後6ヶ月以内にRSウイルスに感染した場合には、細気管支炎、肺炎など重症化する場合があります。
出典 厚生労働省ホームページより
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html

当院で接種していただけます

妊婦さんに接種するRSウィルスワクチン「アブリスボ」は
母子免疫の仕組みを利用し、妊娠中のお母さんに接種することで、赤ちゃんのRSウィルス感染症に対する予防効果を期待するものです。
*本剤の臨床試験において生後6ヵ月までの有効性が検証されています。

接種推奨期間:妊娠28週から36週
       ※接種後14日以内に出産した場合、抗体の移行が十分でない可能性があり、
        有効性は確立していません。
接種回数  :1回
費用    :33,000円(税込)
予約方法  :受付窓口またはお電話にてご予約ください。
       *ご予約後のキャンセルはできません。

       *当院通院中の妊婦さんに限らせていただきます。